材割り採集

今日はちょっと真面目な話。
そろそろ時期に入ろうとしている材割り採集についてです。
最初に言わせてもらうと、私めっしーは材割り採集には反対派です。
やったことがありませんし、今後もやることはないと思いますので、これから書かせていただくのはあくまで個人の意見であり、毎年やられている方々には不愉快な内容かもしれませんのであしからず。


まず、材割り採集をする目的は何といっても『オオクワガタを採ること』だと思います。
コクワやアカアシを目標に材割りをやる人はあまりいないでしょう。
実際に材割り採集をやった方のブログやHPの記事を見ていても、オオクワ以外はハズレ扱いされているものが多くあります。
ここでいつも疑問に思うのですが、この時出てきた幼虫たちをこの方たちはどうしているのでしょうか??
初夏から初秋に行われる成虫を採る一般的な採集とは違い、材割りは言うまでもなく幼虫を採集するわけです。
となると、成虫のように発見後の行動が自由にできないこの方法では、幼虫を全て持ち帰り飼育しない限り、そこに残されているのはボロボロにされた朽木に丸裸で置いていかれた“当たり”以外の幼虫ということになります。
そんなことが許されるんですかね。
もちろん材割り採集をされる方の中には、知識もあり経験でどの木にいるか分かる方もいるかと思いますが、それでも百発百中ということはないでしょう。
割っていっていなかった場合、来年クワガタが繁殖できたかもしれない木を無駄にしてしまうことにもなりかねません。
そういったリスクがありながら行う材割り採集には疑問を持たざるをえません。


そして、これこそ個人の意見なのですが、やはり天然個体というのは厳しい自然の中、一番の天敵である人間に捕まることなく成虫になり、休眠期間を終えてやっと外に出てきた個体のことをいうと思うのです。
最初に累代表記を考えた人はそのあたりを考慮して、採集した幼虫が羽化したものをF0、成虫で採集したものをWILDにしたはずです。
人間の手が加わることなく育ったWILDだからこそ夢があるのだと思います。
「人間の手に渡ったらWILDもCBも一緒」「累代表記にこだわり過ぎ」という意見があるのも百も承知です。
しかし、厳しい冬があり危険の多い自然界で産まれ育った個体が、結果人間の手に渡ったからと言って、温室で栄養のあるエサを食べさせてもらいながら育った個体と一緒とは思えませんし、自分のこだわりを捨ててしまってはクワ飼育がつまらなくなってしまいます。


というのが材割り採集に対する個人的な意見です。
冬が近づいてきたら書かせてもらおうと思っていました。
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。





最後に独り言。
オオクワ採集は来年まで待ってもいいのではないでしょうか。
それこそ、来年の夏に1頭でも多くの天然オオクワガタと出会う為にも。