フライング

♀の回収から2週間後に割出そうと思っていた佐賀産ですが、フライング気味に本日割出を決行しました。
やはり待ってることができませんでした。


まずは産卵木のチェック。
ごく僅かですが食痕が外に出ていたので孵化していることを確信。
テンションが上がります。
♀の齧り後に沿ってマイナスドライバーを差し込みます。
想像していた以上に水分が多かったのと材が柔らかかったので、少し力を入れただけで簡単にめくれ上がりました。

しばらく割っていくと……出てきました初齢幼虫。
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佐賀県筑後川流域産 F5


よくぞ産まれてくれた!!
まだまだ小さいですが、体内には食べたものが蓄積されており健康そうです。
無事幼虫を回収できて嬉しいのとホッとしたのとで何とも言えません。
ただ一つ言えるのは、クワ飼育をしているとマイクロレンズが欲しくなります。

そのあと、さらに掘り進めていくと卵を2つ発見。
しかし、見た目派手に削っていたわりに数が少ない。

まさかこれで終わりかと焦ってきたところで2頭目のニョロが。
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こちらは孵化後あまり経っていないようで全体的に白っぽいです。
それでも元気に動いてくれる姿に安心しました。
冷静になるとそれほど可愛いとは思えないニョロたちも、割出のときに限って愛おしくてたまらなくなるのはなぜでしょう。


最終結果は、幼虫4頭に卵が3つという寂しいものになってしまいました。
しかも卵は全部あまり期待できそうにないものばかり…
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時期的に少し遅かったのが原因でしょうか…
いや、ただ単に力不足ですね…
♀は頑張ってくれましたから。

大切な血統なので二桁は採りたかったところですがしょうがありません。
今期はこの子たちを大切に育てて、来期リベンジしたいと思います。
その為に今冬はちゃんと眠ってもらうように親虫たちには言い聞かせておくことにします。


孵化済みのニョロたちは現在プリンカップで管理中。
菌糸が届いて環境に慣れたあたりで投入する予定です。
この時期なら2〜3本で羽化までもっていけそうですね。

数が少ないですから、無事に育ってくれることを祈ります。